フリーランスの経費計上は慎重に行う

フリーランスは個人事業主である為、確定申告で計上する必要経費は特に注意しなければいけません。フリーランスの必要経費は、その事業所得を得る為に直接支出した費用が対象となります。その為、納税者本人の所得税や国民健康保険などの社会保険費用、事業以外の為に支出した家賃や光熱費、通信費、車両に係る税金や保険料などは必要経費とはなりません。なお、家賃や光熱費など事業と私用の区別がつかない費用に関しては、一般的に合理的な方法により按分して必要経費に計上します。

合理的な方法とは、例えば住宅の一部を仕事部屋として使用している場合、仕事部屋の床面積を住宅全体の床面積で除した割合を家賃に乗じて必要経費を求めます。車両に係る費用は、ガソリン代なら前回の給油から今回までの期間中に事業として使用した走行距離の割合を乗じたり、車検費や保険料なら使用日数で按分する方法があります。また、打ち合わせなどで支出した飲食代などは、その内容や先方の名前等を記録し、事業としての支出と明確に分かるようにしなければいけませんし、贈答や冠婚葬祭に係る費用は釈迦通念上、妥当と言える範囲内の支出のみが認められます。ご祝儀や香典などは、相手との関係とともに、式に参列した日時や場所を記録し、礼状などを保管しておく必要があります。

このようにフリーランスの必要経費は、事業の為に使用していたと明確に分かる費用のみが対象となるため、計上する際は合理的な書類を揃え、慎重に行うようにしましょう。

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