コルク栓のガラス瓶といえばワインボトルが代表的な例ですが、一般的には簡単に密封できるブリキやプラスチックでキャップをすることがほとんどです。特に食品や化粧品は内容の変化や劣化を防ぐためにも、しっかりと風のできる方法が採用されており、未開封であることを示すキャップシールも重要な役割を果たしています。しかし、密封の必要が無いインテリアやファッション雑貨においてコルク栓のガラス瓶は珍しいものではなく、小さなものはアクセサリーやビーズの保管に使ったり、ハーバリウムの容器に利用されています。そのため、食品や化粧品のガラス容器が中心の業務用販売では手に入らないと考えるかもしれませんが、コルク栓のガラス容器は業務用でも流通しており、特別に割高というわけでもありません。

コルク栓の業務用ガラス容器は直接食品や化粧品を封入するのではなく、個包装になったお菓子や密封の必要が無い雑貨の外装に適しているといえます。コルク栓に対応した瓶は口の部分に溝が無いので、栓を用いずインテリア雑貨の素材にすることもできますし、コルク栓をニスで加工してハーバリウムの容器にすることも可能です。さらにコルク栓ではなく樹脂のパッキンで密封できるようになったあめ栓を用いれば、レトロで密封性のあるガラス容器になります。業務用ガラス容器は多様なニーズを満たすだけの規格品が揃っているので、複数の製造メーカーのカタログを比較しながら探すのがおすすめです。